☆春節・・・新年が明けて。。。
新年の朝・・・ ☆.。.:*・゜☆.。.:*・゜☆
夕べは遅くまで、テレビを見ながら、餃子を食べ、日本の大晦日に当たる"大年"を過ごし、
少々寝不足気味ながら、朝の8時頃に目覚めた。
眩しいほどの朝日が差し込む・・・
新年にふさわしい幕開け。。。
夕べ深夜の年明け直後ほどではないが、外ではあちらこちらで バラバラ、バリバリ…と
爆竹の音が、まだ鳴り響いている。
朝食は新年といえども、やはりお粥と昨日の餃子の残りを焼いたもの等、
いつもと同じように簡単な食事だ。
昨日食べ過ぎた私はあまりお腹が空いてないが、なぜか進められると食べてしまう。
出されるものは初めて食べるものだったり、目新しくておいしそうなものだったりで、
食欲旺盛な私。。。
太る。。。など、これっぽちも気にしていなかった。
今、思えば少し気にするべきであった。。。(^^ゞ
こちら中国の正月も日本と同じで、新年の挨拶にはお世話になった家を訪問する
という習慣があるようだ。
午前中 1~2組、午後も何組かの家族や知人が、新年の挨拶に見えた。
こちらの家は、挨拶に行く…より、他の家からの来訪が多いようである。
当時は、外国人が中国人の家にいる…ということが、外から来たお客様にはめずらしいらしく、
私が日本人だと知ると、チラチラと、どことなく視線を感じた。
みんな私に話し掛けたいようだが、私が中国語をしゃべれないので、
家の人に日本のことなど、いろいろ聞いているようだ。。。
皆さん、興味の部分もあるだろうが、とっても友好的だった。。。 (*^ー^*)
そういえばこの時、お客様に出されていたものがあった。。。後で知ったことだが、
中国の旧正月である春節には、お客様が来ると出すものの中に"飴"がある。
○○糖…という、名前は忘れたが、おめでたい縁起の良い字が確か使われている。
その飴は、一つ一つがカラフルに光る包みに包まれていて、
包みの色によって、飴の種類も違い、いろいろ混ざっているようだ。
ちなみに、中国の結婚式にも"喜糖"(シータン)という飴が配られる。
この飴も、いろんな種類が混ざったものが多い。
中国では、飴はめでたい時に振舞われることが多いようである。
春節の来客にはその飴と果物などを、お客様のおもてなしに提供する。
果物は洗ったりんご等をまるごと出して、その場で剥いてお客様に差し出していた。
日本のように皮を向いて芯を取り、食べやすいように切る…ということはしないようだ。
午後3時を過ぎた頃、眠気が襲い、少し休むことに。。。
いろんな人が来て、私は言葉がわからなくても一応、その場に座って参加していたので、
夕べの寝不足も重なり、なんだか疲れたようだ。。。
ウトウトとまどろんで1~2時間くらい経ったろうか。。。
あたりはもう日が暮れる頃、なにやらざわめく声に目覚めた。
お母さんが私が目覚めたかどうかチラッと確認しに来た。
すでに目が覚めていたが、ボーっとしていたら、お母さんが
みんな来ているから、こちらにいらっしゃい。。。と言っているようなので、
誰が来ているかわからなかったが、身支度を整え、居間の方へ入っていくと、
4~5人のおば様方が、ソファーに並んで座り、一斉に私の方を見て、
ニコニコしながら、何か言っていた。
もちろん、皆さんが誰だか知らないが、どうやらお母さんのお友達たち…のようである。
瀋陽の友人の家にやってきた日本人をひと目見たいと、皆さんそろって見えたらしい。。。
皆、にこにこしながら口々に何か言っている。
どうやら…"きれい。。。"と言っているようであった・・・
"えっ、私が?"。。。 (*^^*)
もちろん初めてお目にかかった社交辞令だとは思うが、なんだか照れる(#^.^#)
小1時間 おしゃべりに花が咲き、おば様方は帰っていった。
言葉はわからなくても、皆の話を聞いているのは不思議といやではなかった。
今日一日、何人の人が訪れたのだろう。。。
すこし長く感じた新年一日目・・・
こうして 春節1日目 は終わった。
☆彡 厚い人情の中国人…そして、私と連れのこと。。。へ続く
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